大運(10年ごとの運)とは — 順行・逆行と立運
Seowoon編集部 · 更新 2026年9月27日
大運は、生まれ月の柱(月柱)の次の干支、または前の干支から一つずつたどり、10年ずつ並べた運の流れです。人生を通して10年ごとに切り替わる、大きな季節のようなものです。
命式の八文字は一生変わりませんが、大運はその上に10年ずつ重なり、同じ命式でも時期によって表に出る面が変わります。韓国式の読みでは、その大運が良いか悪いかではなく、この時期に命式のどこが前に出るかを見ます。
大運の読み方
大運の天干と地支を日干と照らして通変星を出し、そのグループをその10年のテーマとして読みます。たとえば財星の大運なら、お金や管理の話が前に出る時期、印星の大運なら、学びや支えを受け取る話が前に出る時期と読みます。
同じ大運でも、元の命式のどの文字に触れるかで、働き方は人によって違います。また切り替わりの前後1〜2年は二つの大運の流れが重なるとされ、ある日を境にすべてが変わるというより、移り変わりの期間として読みます。
順行か逆行か — 生まれ年と性別の表
大運の向きは二つで決まります。生まれ年の天干(年干)が陽か陰か、そして性別です。陽の年に生まれた男性と、陰の年に生まれた女性は順行で、月柱の次の干支から進みます。残りの二つは逆行で、月柱の前の干支から戻ります。年干は西暦の下一桁で引けます。
| 年干 | 西暦の下一桁 | 男性 | 女性 |
|---|---|---|---|
| 甲(きのえ)・陽の木 | 4 | 順行(次の干支へ進む) | 逆行(前の干支へ戻る) |
| 乙(きのと)・陰の木 | 5 | 逆行(前の干支へ戻る) | 順行(次の干支へ進む) |
| 丙(ひのえ)・陽の火 | 6 | 順行(次の干支へ進む) | 逆行(前の干支へ戻る) |
| 丁(ひのと)・陰の火 | 7 | 逆行(前の干支へ戻る) | 順行(次の干支へ進む) |
| 戊(つちのえ)・陽の土 | 8 | 順行(次の干支へ進む) | 逆行(前の干支へ戻る) |
| 己(つちのと)・陰の土 | 9 | 逆行(前の干支へ戻る) | 順行(次の干支へ進む) |
| 庚(かのえ)・陽の金 | 0 | 順行(次の干支へ進む) | 逆行(前の干支へ戻る) |
| 辛(かのと)・陰の金 | 1 | 逆行(前の干支へ戻る) | 順行(次の干支へ進む) |
| 壬(みずのえ)・陽の水 | 2 | 順行(次の干支へ進む) | 逆行(前の干支へ戻る) |
| 癸(みずのと)・陰の水 | 3 | 逆行(前の干支へ戻る) | 順行(次の干支へ進む) |
この規則は性別を使うので、性別がわからないまま向きを推測すると、別の人の大運を読むことになりかねません。そのためSeowoonは、性別の入力がないときは大運を出しません。命式の八文字そのものは、性別を使わずに出します。
最初の大運はいつから — 立運の数え方
最初の大運が始まる年齢(立運)は、生まれた時刻から、月の切り替わりである節入りまでの日数で決まります。順行なら次の節入りまで、逆行なら前の節入りまでを数え、3日を1年に換算します。立運はおおむね1歳から10歳のあいだになり、同じ年に生まれた人でも、大運の切り替わる年は人それぞれです。
| 項目 | 規則 |
|---|---|
| 順行 | 月柱の次の干支から始め、10年ずつ進む |
| 逆行 | 月柱の前の干支から始め、10年ずつ戻る |
| 立運(最初の大運の年齢) | 生まれた時刻から節入りまでの日数を数え、3日を1年とする |
| 端数 | 1日は4か月、1時辰(2時間)は10日として数える |
| 性別の入力がない場合 | 大運を立てない |
| 生まれた時刻がわからない場合 | 正午から数え、目安の値であることを示す |
最初の大運が始まる前は大運の干支がなく、元の命式だけで読みます。生まれた時刻がわからない場合、Seowoonは正午から数えた目安の値で示します。12時間のずれで、立運はおよそ2か月動くからです。
大運と年運(流年)
年運(流年)は、その年の干支のことで、誰にとっても同じです。たとえば2027年は丁未(ひのとひつじ)の年で、天干は丁(ひのと)・陰の火、地支は未(ひつじ)で、いわゆるひつじ年です。違うのは、それぞれの日干から見たときにどの通変星にあたるかです。大運が10年の背景なら、年運はその背景の上に来る一年の天気です。年運も1月1日ではなく、立春で切り替わります。
年ごとの読みでは、年運が大運と元の命式のどこに触れるかを見ます。2027年の読み方の例は、2027年の運勢のページにまとめています。
よくある誤解
「大運が変わると人生がひっくり返る」という言い方をよく聞きます。けれども大運は誰にでも10年ごとに切り替わるもので、決まった良い大運・悪い大運はありません。同じ大運でも、元の命式のどの文字に触れるかで働き方が変わります。
もうひとつは「立運が遅いと成功も遅く、早いと早い」という見方です。計算からそうは言えません。立運の数字は、生まれた時刻から節入りまでの距離を表しているだけです。
よくある質問
- 大運は何年ごとに変わりますか?
- 10年ごとです。たとえば立運が6歳なら、6〜15歳、16〜25歳と続きます。立運はおおむね1歳から10歳のあいだなので、同じ年に生まれた人でも、大運の切り替わる年はそろいません。
- なぜ大運の計算に性別を使うのですか?
- 伝統的な書物が、大運の向きを生まれ年の天干と性別の組み合わせで決めているからです。陽の年の男性と陰の年の女性は順行、残りの二つは逆行です。性別の入力がないとき、Seowoonは向きを推測せず大運を立てません。命式の八文字を出すのには性別を使いません。
- 大運と年運はどう違いますか?
- 大運は一人ひとりのもので、月柱・向き・立運から計算し、10年を受け持ちます。年運はその年の干支で誰にとっても同じで、1年を受け持ちます。読みでは、大運の上に年運をもう一層重ねます。
この内容は娯楽と自己省察のためのものです。サジュは命式のどこにどの字があるかを示しますが、誰かの未来を決めるものではありません。